Our Research研究の概要
太陽光や熱エネルギーの新しい高効率利活用技術の創成に向けて、 熱・光エネルギーの制御と変換を自在に行うことを目指したナノテクノロジーの研究を推進しています。具体的には、カーボンナノチューブをはじめとする量子力学的な効果が顕著に発現する「ナノスケール物質」の物性・機能とそのエネルギー応用に焦点を当てた研究を行っています。 これらの物質の特異な物性を根本原理に立ち戻って理解し、さらにそれを基礎として従来物質・材料の限界を超える優れたエネルギー機能を引き出すための学理を確立するために、物性物理学や物質合成に関する基礎科学から、 熱・機械・電子・光工学とそれらに資する材料創成までを対象とした学際研究を推進しています。
Newsお知らせ

宮内教授が、クロスアポイントメント制度により、2025年8月1日付で、東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻ナノ機械工学講座 教授に着任しました。8月以降、宮内研は、京大と東大の2拠点体制となります。東大宮内研における学生受け入れについては、機械工学専攻のHP(https://www2.mech.t.u-tokyo.ac.jp/admissions/)にて、最新情報をご確認ください。

川上未央子さん(D3)、劉 知鋭さん(D2)が、NT25(The 25th International Conference on the Science and Applications of Nanotubes and Low-Dimensional Materials)において、NT25 Poster Awardを受賞しました(川上さんは、Poster Award in honor of MIT’s Prof. Mildred “Millie” Dresselhausを受賞)。これらは、NT25において、優秀なポスター発表を行った若手研究者を表彰するものです。

ナノ物質の発光現象の熱力学に関する私たちの新しい論文が出版されました。

2025年度がスタートしました。今年度もよろしくお願いします。